2011年オリックス・バファローズ主力選手成績予測
三宅博人 [ 著者コラム一覧 ]
今回Baseball Labは各チーム・主力選手の成績予測を掲載します。日本のプロ野球では順位予想はシーズン前に行われますが、選手の成績を具体的に予測することはほとんどありません。MLBでは数多くの予測方法が存在し、使い方に違いはありますが、編成・代理人・ファン(ファンタジー・ゲーム)などに親しまれています。日本でも野球の楽しみ方の一つとして定着してもらいた文化です。もちろん予測は完ぺきに選手の成績を予測するものではありません。天気予報に例えると年間の天気傾向くらいに考えて頂けますと幸いです。
■主力打者の成績予測

■主力投手の成績予測

◎打者算出方法
①打席以外は過去3年の打席を分母とした平均の率を算出し、次により算出された打席を掛け算したもの。
・打席は、昨年の打席数が過去3年で最高の場合はそれを採用。 最高でない場合は過去3年の平均。
②ポジションについて
・POSは、2010年のシーズンで複数のポジションを守った選手の場合、守備イニング数が最大値のポジションを採用。
③ランクについて
・ 打席は打席数、XRはXR27のランク。
・打者全体でのランクではなく、ポジションごとのランキングになっている。
・ランクの基準は以下の通り。
PA 2005年から2010年各シーズンにおける各ポジションの打席数の多い順番から以下の通りの平均値を算出。
A 打席数上位12人の打席数平均。
B 打席数が7番目に多い選手から18番目に多い選手までの打席数平均。
C 打席数が13番目に多い選手から24番目に多い選手までの打席数平均。
以上からさらに2005年から2010年までの平均を算出。
ABCのイメージとしては、Aがレギュラークラスの平均、Bがレギュラーとそれ以下のボーダー、Cはベンチクラスの平均。
ランクの決定は、A以上がA、Aより少なくB以上がB、Bより少なくC以上がC、Cより少ない選手はDとなる。
各ポジションごとの基準値は別表参照のこと。

XR PAランクによりランキングされた選手のXR27の平均値を各ランクごとに算出。
AランクのXR27平均値以上の数値の選手がA
それより少なくBランクのXR平均値以上の選手がB
以下Dまで同様で、DランクのXR27平均値に届かなかった選手がEとなる。
基準値は別表参照。

XRについて。 算出は以下を使用。
XR =(.50×単打)+(.72×二塁打)+(1.04×三塁打)+(1.44×本塁打)+(.34×(四球+死球−敬遠))+(.25×敬遠)+(.18×盗塁) + (−.32×盗塁死)+(−.090×(打数−安打−三振))+(−.098x三振)+(−.37×併殺打)+(.37x犠飛)+(.04×犠打)
しかしながらNPBの実際のデータと照合した場合、実際のデータよりも5%程度多目の数値が出たため、応急処置として上の結果に95%を掛け算している。
◎投手算出方法
算出方法
打者は過去3年の打者を分母とした平均の率を算出し、次により算出された打者を掛け算したもの。
・打者は、昨年の打席数が過去3年で最高の場合はそれを採用。
・最高でない場合は過去3年の平均。
・ランクについて 無失点イニング(NRAIP)数によるランキング。
・無失点イニングは投球イニング数から失点(自責点ではない)数を引き算したもの。
打者におけるランキングも同様だが、チームプロジェクションを行う際の大雑把な戦力比較の材料として作成した。
ランク付けの手法は以下の通り。
①2005年から2010年までの各シーズンごとのベスト36の平均を算出し、さらに6年間の平均を算出。
②それ以上の数字になった投手がランクA。
③同様にベスト37から72、ベスト73から108、109から144の平均を算出し、それぞれの平均以上の投手のランクをB、C、Dとした。
④Dに届かなかった投手はEとなる。
目安としてランクAが各チームに1~2人、B、C、Dがそれぞれ3人程度いれば平均的な投手力と考えられる。 基準となった数字は別表の通り。

■主力打者の成績予測

■主力投手の成績予測

◎打者算出方法
①打席以外は過去3年の打席を分母とした平均の率を算出し、次により算出された打席を掛け算したもの。
・打席は、昨年の打席数が過去3年で最高の場合はそれを採用。 最高でない場合は過去3年の平均。
②ポジションについて
・POSは、2010年のシーズンで複数のポジションを守った選手の場合、守備イニング数が最大値のポジションを採用。
③ランクについて
・ 打席は打席数、XRはXR27のランク。
・打者全体でのランクではなく、ポジションごとのランキングになっている。
・ランクの基準は以下の通り。
PA 2005年から2010年各シーズンにおける各ポジションの打席数の多い順番から以下の通りの平均値を算出。
A 打席数上位12人の打席数平均。
B 打席数が7番目に多い選手から18番目に多い選手までの打席数平均。
C 打席数が13番目に多い選手から24番目に多い選手までの打席数平均。
以上からさらに2005年から2010年までの平均を算出。
ABCのイメージとしては、Aがレギュラークラスの平均、Bがレギュラーとそれ以下のボーダー、Cはベンチクラスの平均。
ランクの決定は、A以上がA、Aより少なくB以上がB、Bより少なくC以上がC、Cより少ない選手はDとなる。
各ポジションごとの基準値は別表参照のこと。

XR PAランクによりランキングされた選手のXR27の平均値を各ランクごとに算出。
AランクのXR27平均値以上の数値の選手がA
それより少なくBランクのXR平均値以上の選手がB
以下Dまで同様で、DランクのXR27平均値に届かなかった選手がEとなる。
基準値は別表参照。

XRについて。 算出は以下を使用。
XR =(.50×単打)+(.72×二塁打)+(1.04×三塁打)+(1.44×本塁打)+(.34×(四球+死球−敬遠))+(.25×敬遠)+(.18×盗塁) + (−.32×盗塁死)+(−.090×(打数−安打−三振))+(−.098x三振)+(−.37×併殺打)+(.37x犠飛)+(.04×犠打)
しかしながらNPBの実際のデータと照合した場合、実際のデータよりも5%程度多目の数値が出たため、応急処置として上の結果に95%を掛け算している。
◎投手算出方法
算出方法
打者は過去3年の打者を分母とした平均の率を算出し、次により算出された打者を掛け算したもの。
・打者は、昨年の打席数が過去3年で最高の場合はそれを採用。
・最高でない場合は過去3年の平均。
・ランクについて 無失点イニング(NRAIP)数によるランキング。
・無失点イニングは投球イニング数から失点(自責点ではない)数を引き算したもの。
打者におけるランキングも同様だが、チームプロジェクションを行う際の大雑把な戦力比較の材料として作成した。
ランク付けの手法は以下の通り。
①2005年から2010年までの各シーズンごとのベスト36の平均を算出し、さらに6年間の平均を算出。
②それ以上の数字になった投手がランクA。
③同様にベスト37から72、ベスト73から108、109から144の平均を算出し、それぞれの平均以上の投手のランクをB、C、Dとした。
④Dに届かなかった投手はEとなる。
目安としてランクAが各チームに1~2人、B、C、Dがそれぞれ3人程度いれば平均的な投手力と考えられる。 基準となった数字は別表の通り。

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Baseball Lab「Archives」では2010~2011年にかけてラボ内で行われた「セイバーメトリクス」のコンテンツを公開しております。
野球を客観視した独自の論評、分析、および研究を特徴として、野球に関するさまざまな考察をしています。
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